起業家が押さえておきたい6つのマインドセット

こんにちは。

以前このブログで自己棚卸しの重要性について述べてきましたが

今回はもっと突っ込んで自己棚卸し後の、「いざ!ビジネスを始めるぞ!」という時の

是非、押さえておいて頂きたいマインドセットについて述べてみたいと思います。

1.お客様の問題・課題解決に意識を

ビジネスは顧客の困っている事(問題、課題)を解決して、その対価として報酬を受け取るのが基本スタイルです。

ところが、相談などを持ちかけられても「私には荷が重い」とか「私なんかにできるわけがない」と言って

せっかく持ち掛けられた相談を他の人に投げたり、断ったりする人をよく見かけます。

これって「仕事に自信が持てない」という事ではなく「自己中」=自分の事しか考えていないって事なんです。

そもそも、困っているお客さんとしっかりと向き合っていません。

問題解決をするという意識が皆無です。

まずは、お客様のお困りごとにしっかり耳を傾けるのです。

そして、「自分のできる事」、「できない事」を見極めたうえで、「できる事」から始めていって

「できない事」は「できる人」を探して解決していけばよいのです。

「お客様のお困りごと解決ありき」を忘れてはいけません。

2.脱完璧主義

ビジネスを行っていく上で計画を立てる事は当たり前ですが非常に大事な事です。

特に初めての起業の場合は綿密な計画を立てて臨むことになると思います。

ここでありがちなのが「完璧な計画」をたてようとすること。

しかし、よく考えてみてください。

「完璧な計画」というのはあり得るでしょうか?

あり得ないですよね。

”「完璧な計画」をたてなければいけない”という思い込みが行動を抑制してしまうというケースが、

初めての起業の場合に往々にして見られます。

ある程度の計画ができたら、即行動に移すことです。

行動しない事には課題が見えてきません。

「計画50%・発見50%」というマインドセットが肝要です。

3.小さく初めて大きく育てる

初めての起業の場合、いきなり大きな利益をあげようと無理をするより、

小さな成功を積み上げていって徐々に大きくするというようにスモールステップを踏んでいく手順が望ましいです。

ビジネスはギャンブルとは違いますから、「一発逆転を狙う」という発想は非常に危険です。

リスクヘッジはしっかりとしなければなりません。

ビジネス自体が成り立たなくなりますし、多くの人に迷惑を掛ける事にもなります。

小さな成功体験を積み重ねていきましょう。

4.失敗は途中経過に過ぎない

特にビジネスを始めたばかりの頃は、細かな失敗が数多くあります。

ここで注意して欲しいのは「失敗はただ事実があっただけ」という考え方です。

成功だの失敗だのを論ずるのはまだまだ先の話です。

一見失敗と思われる出来事でも、「当初の狙いとは違っていた」という事実で捉えるべきです。

失敗というのは解釈です。

解釈ではなく事実を捉えるのです。

事実を客観的にとらえられるようになると、対策が立てられますし、修正もききます。

ビジネスの基本はPDCA(P=PLAN,D=DO,C=CHECK,A=ACTION)です。

事実を客観的に捉えて対策をたてて、次の行動を起こしていけばよいのです。

5.あなたのサービスを理解できる人とビジネスを

万人向けのサービスというのはほとんどありません。

あなたの提供するサービスも理解してくれる人もいれば理解してくれない人がいるはずです。

あなたのサービスは万人向けに提供するサービスですか?

そうでないのであれば、あなたのサービスを理解してくれる方だけとビジネスをすればよいのです。

サービスを理解しない人を深追いしてはいけません。時間の無駄です。

あなたのサービスを理解してくれる人とビジネスをする事が成功への道です。

6.依存型ではなく自立型起業家へ

起業家になったからには自分で仮説、検証を繰り返すことを習慣としましょう。

「誰かに頼めばいいや」などという考え方では、起業家は務まりません。

自分の頭で考えた末に、「わからない事は専門家の教えを乞う」というスタンスで活動しましょう。

そうすれば、相談を持ち込まれた人も具体的なアドバイスをしやすいですし、あなたへに対しても「しっかりと考えたうえでの相談」という事で好感をもって接する事になるでしょう。

しかも、自分で仮説、検証を繰り返すことによってあなた自身のビジネススキルも上がっていくのは間違いありません。

自立型起業家になりましょう。

まとめ

具体的な6つのマインドセットについて述べてまいりました。

マインドセットが大切という最近の事例として明治大学ラグビー部が挙げられます。

明治大学は名門と呼ばれながら実に22年間大学日本一から遠ざかっていました。

有力選手は毎年何人も入部していたのにもかかわらずです。

その明治大学を改革したのが2018年シーズンから監督になった田中澄憲氏。

改革したのは技術的な事ではなく、マインドセットを「必ず日本一になる」としたことです。

それだけマインドセットは重要という事で、またマインドセットについて取り上げさせていただきました。

是非、しっかりとしたマインドセットを持ってビジネスに臨んでください。

きっとあなたのビジネスは回りだしますよ。

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では、このへんで。

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