ヤフーとLINEの業務提携からみえた孫正義の凄い営業とは

yahoo

こんにちは。
ヤフーとLINEの業務提携が正式に発表されました。
先日のZOZOTOWNとの経営統合に続き
ものすごいスピードでビジネスを加速させています。

ヤフーといえば親会社はソフトバンク。
ソフトバンクといえば孫正義氏です。

もの凄い勢いでビジネスを加速させる孫正義氏は
凄い営業マンでもあるのです。

ここでは孫正義氏の凄い営業について
解説してまいりたいよ思います。

直談判営業の孫

孫社長の営業の凄さは「直談判」の凄さです。

直談判で今日を切り開いといっても過言ではありません。

ざっと上げると

  • 藤田田氏に直談判面会して渡米する
  • 留学先のアメリカで試験管に直談判
  • シャープに自動翻訳機を1億で販売
  • YahooJapanの設立
  • 通信回線の問題で総務省に直談判
  • iPhoneの独占販売

等々あげたらキリがありませんが
孫さんはすべて直談判で勝ち取っています。

これはバリバリの「売り込み営業」です。

それではなぜ孫さんの直談判営業は
これだけの成果をもたらしたのでしょうか。

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理念 ビジョン 戦略

孫さんの直談判営業で特徴的なのが
しっかりとした
理念・ビジョン・戦略を
「自分の言葉でしっかりと語れる。」

これが何といっても大きいです。

孫さんの理念は
「情報革命で人々を幸せにしたい」

そしてビジョンは
理念を実現するために人々の暮らしや、社会を
どんな技術で実現させるのかを
「未来を見てきたかのように」語れます。

戦略は理念、ビジョンを実現するためには
「このようなやりかたで」というのを
ごれも具体的に語れます。

参考までにこちらの動画をご覧ください。

わかりやすく、胸に刺さりますね。

シンプルな言葉で

上のプレゼンで特徴的なのが
伝えたい言葉が非常にシンプルであるということ。

これは営業やプレゼンの場において
非常に大事な事です。

あの昭和の政治家、田中角栄元首相も
「中学2年生が理解できる言葉を使え」
言っています。

シンプルな言葉はわかりやすく、胸に響きます。

これは実際の営業現場にも大いにあてはまります。
お客様の未来がどう良くなるのかを
わかりやすいシンプルな言葉で語れるのであれば
お客様との距離はグッと縮まり、成約に近づきます。

シンプルな言葉使いを日常から心がけてください。

人や社会を思う心

他に忘れてはならないのが
「人や社会を思う心」が半端なく強いということです。

私利私欲のためだけに動いていないというのが
孫さんの凄いところです。

私のビジネスは社会そのものを良くするのだと
確信しているため
活動そのものがミッション=使命になっているところが
凄まじい行動の源になっている様に思います。

では、凡人?である私たちが日々の活動において
孫さんのような強烈なパワーで営業できないかといったら
そんなことはありません。

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なぜ?その仕事をするのか

「なぜ?その仕事をするのか」を今一度考えてみましょう。

あなたの仕事は、身近にいる人の問題を解決しているはずです。
そして同時に
何らかの社会問題と向き合っているのは間違いないといえるでしょう。

そうであればこそ、今一度
「なぜ?その仕事をするのか」を自分に質問してください。

何かしらの理由があるのに違いありません。

ゴールデンサークル理論

ゴールデンサークル理論というのをご存知でしょうか。

アメリカのマーケティングコンサルタントである
サイモン・シネック氏が2009年に発表した理論で

スティーブ・ジョブズやキング牧師など
偉大な経営者、活動家を研究した結果
「人は何を(what)ではなく、なぜ(why)に心を動かされる」
というものです。

画像 戦略の整理整頓より

ゴールデンサークル理論では優れた指導者はということですが
この理論は万人にあてはまる理論だと私は思っています。

この「why?=なぜ」を明確に持つことが
営業の世界はもちろん、
仕事をしていくうえでの大きな力になると思います。

「なぜ?」があるからこそ
直談判がしっかりとできて
かつ、それが受け入れられるのです。

売り込みは悪ではない

普段、自分の商品、サービスの営業をしていると
「売り込み=悪=嫌われる」といった図式で
営業が語られることが多いというか

昔から売り込みは迷惑なものといった
イメージがあるのはまぎれもない事実です。

しかしどうでしょうか。
大実業家孫正義氏は直談判して
とことん売り込んでいます。

売り込むことは悪なのでしょうか。

決してそんなことはありませんね。

「なぜ?」をしっかりと持ち
本当にその人や社会にとって
利益をもたらすものであれば
売り込みは決して悪ではありません。

孫氏の例から
今一度自分の内面に目を向けて
改めて、営業していきましょう。

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まとめ

ヤフーとLINEの業務提携の話題から
ヤフーの親会社ソフトバンクの総帥、孫正義の営業について
お話させて頂きました。

孫氏は売り込まないどころか
強烈な直談判営業で今日の発展を遂げてきました。

その源泉には理念・ビジョン・計画がしっかりとありました。
そのうえでシンプルな言葉で人に伝えるということを
実践していたのです。

私たちは孫氏とは違います。
しかし、ゴールデン理論にあるような「why?=なぜ」
明確に持ち、それを語れるように行動していくことはできます。

是非、それぞれの「why?=なぜ」を見つめ直して
改めてビジネスに向き合っていこうではありませんか。

きっと、業績結果より大事な
満足感、達成感が得られるでしょう。
幸せとは満足感、達成感の積み重ねではないでしょうか。

 

この文章を最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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