ビジネスが加速する 個人起業家のためのプレゼンの極意

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こんにちは
個人起業家となったからには、ありとあらゆる場所で
自分、自社、自社の商品・サービスを
日々、プレゼンすることになります。
「プレゼンは社内でさんざんやってきて自信があるから大丈夫」と
思っていませんか。
社内で実施するプレゼンと社外で実施するプレゼンは全く別物です。

ここでは、社外プレゼン(特にセミナー)において
刺さるプレゼンでお客様の心を掴む極意について、解説していきます

1.感情にアプローチ

まず押さえておいて頂きたいのは
プレゼンは感情にアプローチするという事。
お客様の心を動かさなければプレゼンの意味はありません。

社内プレゼンの場合、お客様にあたるのは利害関係の一致する「身内」です。
この場合は最初から「聞く姿勢」をもって参加しています。
ところが、外でのプレゼンの場合は、こうはいきません。

そもそも外でのプレゼンに参加するお客様は話をちゃんと聞く義務はありません。
そのため、「自分とは関係がない」、「興味がない」、「ピンとこない」と
思われたら、その時点でアウトです。
もう話も聞いてくれません。

個人起業家が外で行うプレゼンは”お客様の心を動かす=感情にアプローチ”する
ことが最も重要です。

では、”お客様の心を動かす=感情にアプローチする”ためには、何が大切なのでしょう。
次項から詳しくみていきます。

2.プレゼンの基本構造を知る

”お客様の心を動かす=感情にアプローチする”ために
まずはプレゼンの基本構造を理解しましょう。

プレゼンは”三層構造”から成り立っています。

それは

  1. ビジョン
  2. 話術

以上の3つです。
詳しく説明していきましょう。

2-1.ビジョン

ビジョンはプレゼンを行ううえで、最も重要なものになります。
ビジョンなくしてプレゼンの成功はあり得ません。

ビジョンはプレゼンの後に相手が「望む状態を手に入れている」
「起こしてほしい行動を速やかに起こしている」状態になっていることです。

そのためには「相手にどうなって欲しいのか」をまずしっかりとイメージし
正しい言語で相手に伝える
ことです。

2-2.核

「核」とは、何を語るのかです。

例えば「弊社のサービスは○○です」と誰かに伝えたとして
それが伝言ゲームのように色々な人に伝わっていった場合に
途中で意味が変わったりせずに、確実に伝わっていくこと。
これが「核」です。

具体的にいうと
○○社は○○をやりたい、○○さんは○○の専門家というように
「何者なのか」、「何をしたいのか」がしっかりと認知されている事が
「核」になります。

この「核」にあたるものは”共感”を得られるものであることが必須です。

2-3.話術

3番目の話術は「ビジョン」、「核」に比べて重要度のウエイトは落ちます。
100点満点中の20点ほどのウエイトです。
多少詰まったりしても上の2点がしっかり伝われば、それはそれでOKです。
話術が巧みなのに越したことはありませんが
肝心なことは、「相手にどうなって欲しいのか」を実現するために
「何を伝えるのか」が明確になっていることです。

まずは、「ビジョン」、「核」を磨きましょう。

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3.人を動かす

プレゼンの基本の三層構造を理解したら、目的である人を動かしましょう。
人を動かすためには、前にもありましたように「共感」を得ることです。

「共感」を得るために、最も効果的なのは「体験」をしてもらうこと。
車を買って欲しいのであれば乗ってもらうことです。

ただし、物理的に体験してもらうのが厳しいケースも多々あるかと思います。
そんな場合は疑似体験をしてもらうのです。
疑似体験してもらうには、
将来的になりたい姿をイメージできるようなストーリー
あらかじめ用意しておくとよいでしょう。
「これはいいな」というイメージができれば
ほとんどの人は次の行動へ移ろうとするからです。

ストーリーを用意するためには、正しい言語化が必要になってきます。
正しい言語化をするために、日頃から頭に浮かんだ良いイメージ、フレーズなどを
メモしておくことを習慣化しましょう。
習慣化することで刺さるストーリーになるための言語化の精度があがっていきます。

4.プレゼンの精度をあげるには

それではプレゼンの精度をあげるためには、どのようにしたらよいでしょうか。

ひとつは”思考を飛ばす訓練”をすること。
思考を飛ばす訓練とは、自分がプレゼンしたい顧客以外の全く違う立場の人に
プレゼンする場合を想定してプレゼンすること。
例えば本来は「融資を受けたい起業家予備軍」のところを
「田舎暮らしのおばちゃん」とか「大企業の役員」とか全然関係のない人達を
設定してみると、説明の仕方が全然変わってきます。
ポイントは「どの立場の人でもわかるように説明すること」
これはひとりでもできる訓練ですので、是非、お試しください。

もうひとつは多くの人のフィードバックをもらうこと
多くのフィードバックを自身のプレゼンに反映させることは
自然とブラッシュアップにつながります。
ZOOMなどを利用して練習回数を増やしていってください。

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まとめ

個人起業家のプレゼンの極意についてお話させて頂きました。

プレゼンは感情にアプローチするものというのを大前提に

三層構造

  1. ビジョン
  2. 話術

でなりたっています。

このことを踏まえたうえで
共感を得るためのストーリーを伝える」のが極意といえるでしょう。

是非、参考にして頂いて刺さるプレゼンを展開して頂ければ幸いです。

この文章を読んでいただいてありがとうございました。

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