初めて起業に必須の3つのMとは何?

現在日本では「人生100年時代」と呼ばれるようになって
久しくなりました。
少し前までは考えられなかった事ですが、
医療の発達などにより「100歳」が身近に感じられるのは
疑いようのない事実ですね。

この「人生100年時代」における50歳以降のセカンドライフを
自分の好きな事や、前からやりたかった事を
起業という形で実現させて充実した人生を送っている人達も
年々増えてきているようです。

サラリーマンのあなたも
そのような希望をお持ちではないでしょうか。
しかし、「何から始めたらよいかわからない」
「誰に相談したら良いかわからない」というような理由で
最初の一歩を踏み出せずにいるという事ないでしょうか。

起業は「正しい準備」を実践すれば難しい事でも
リスクが高い事でも決してありません。
このブログでは、
初めての起業における必須の「モノ」、「コト」、「お金」の
正しい準備の仕方について解説してまいります。

1.50歳からの起業はハードルが高い?

起業を回避する理由として「リスクが高い」、「収入が不安定」
といった声が数多くありますが
果たして本当にそうなのでしょうか。

政府の「働き方改革」の推進により、ことリスクという面からみると
サラリーマンを続けることも「リスクが高い」と
思われることが多々あります。
例をあげると、「定年の延長」により、
現在では、ほとんどの企業が65歳定年制にシフトしています。

それにより、従来の定年の年齢だった60歳以上になると、
1年毎の契約更新になり、
その際にもらえる給料も大幅に削減されての
支給というのがどうやら実情のようなのです。
しかも、年金の受給年齢も現在の65歳から70歳へ
引き上げるという話も次第に現実化を帯びています。

こういった現状を鑑みた場合、
果たしてサラリーマンをこの先続けることが
「リスクが低い」と言い切れるでしょうか。
決して「リスクが低い」とは言い切れないのではないか
と思われます。

「収入の不安」をあげられる方も多くいらっしゃいますが、
確かに収入の不安定さはあるとは思います。
しかしながら、50歳からの起業で成功している方々の多くは、
身の丈に合った経営をされていて過剰な背伸びをしていません。

今までの社会経験で培ってきた経験、スキルを活用して
社会に貢献する事を事業としている方がほとんどです。
そこには過剰な設備投資や人材投資などは存在しません。
あるのは自分の価値観に沿って社会貢献していく姿勢なのです。

特に背伸びしなければ50歳からの起業は非常にやりやすいと言えるのではないでしょうか。

2.50歳起業のキーワードは「3M」

それでは、起業はしたいけれど「何から始めたらよいかわからない」といった方々のために
正しい準備についてお話していきたいと思います。

起業(特にアラフィフ世代から)における重要なキーワードとして
「3M」が大事といわれています。
「3M」とは、
「Mind=心構え」
「Markething=集客戦略」
「Money=資金計画」

以上の言葉の頭文字をとって「3M」と表現しています。
「3M」を正しく理解、実践していく事が、
起業するのにあたって取り組む最重要事項なのです。

付け加えますとこの「3M」を具現化した
「刺さる事業計画書」が書けることが、
起業における最大の「正しい準備」と言えるでしょう。

3.「3M」の作り方

ここからは「3M」の作り方について詳しく見ていきたいと
思います。

起業においては、この「3M」が欠けることがなく
揃っていることが重要です。
よくスポーツ選手の間で言われる
「心」・「技」・「体」にあたるのが「3M」だと言われます。
それでは「3M」を一つ一つを解説してまいります。

 3-1.「Mind=心構え」

「Mind=心構え」は、ぶれない自分軸作る事を最大の目的としています。

なぜぶれない軸が大切かというと、軸がない仕事は往々にして
「儲かる事」を中心に回っていきます。
ビジネスでは常に「儲かっている」という事はあり得ません。
特に50歳起業の様に「身の丈経営」を目指す場合は
「儲かる事」を中心に考えるのは、もってのほかです。

しっかりと自分自身の棚卸しをして

  • 自分は何をしたいのか
  • 自分は何ができるのか
  • 自分の価値観は何なのか

この3点を徹底的に洗い出すことが重要です。

そうすることによって出来上がった「自分軸」は
事業を継続していく上での大きな原動力となるでしょう。

 

 3-2.「Marketing=集客戦略」

「Marketing=集客戦略」は言葉の通り、お客様をどれだけ、どうやって獲得するかの作戦です。

事業を進めていくためには
売り上げをあげていかなければなりません。
そのためには、何をどのようにどれだけ売るかを具体策として
構築することが最重要事項となります。

具体策とするには、まず自分の提供する商品、サービスが
「他社と差別化できるかどうか」、
「安定した利益があげらるかどうか」を
じっくりと検証する必要があります。

つまり自社の商品、サービスだけが持つ強みがあるかどうかを
しっかりと顧客に認知させることができる事が大事になってきます。
その認知頂いた顧客をどれだけ獲得すると、
売り上げ目標が達成できるかがはっきりとわかるようになります。

集客戦略がしっかりすると綿密な売上計画が立てられるので、
売上計画を達成するために必要な資金(広告費など)がわかります。
そうすることで、売上を達成するために必要な経費も
おのずとはっきりしてくる
のです。

Marketing=集客戦略」は具体的な数値目標に直結するので
非常に重要なのです。

 3-3.「Money=資金計画」

「Money=資金計画」は事業を存続させるために必要な「体力」にあたるものになります。

創業期は何かとお金がかかるものですので、
「Marketing=集客戦略」のところできちんと
「売上計画」を立案したうえで、
特に創業1年の間にどれだけのお金が必要なのかを見極めましょう。

必要な金額を見極めたうえで取りかかりたいのが
「創業資金融資」を受けることです。
事前にある程度の預貯金があるという方も
自己資金がある程度確保されているうちに
「創業融資」を受けられた方が良いと思います。

というのも創業後1年後からは
なかなか創業融資が受けにくくなるからです。

なぜ、創業後1年後はお金が借りにくいかというと、
創業後、計画通りに業績が順調に推移すれば問題はありませんが、
計画通り進まないこともよくあるからです。

思うように売り上げや利益が上がらない状況が続くと、
遅かれ早かれ手持ち資金は枯渇します。
そのときに慌ててお金を借りに行こうと思っても、
簡単には貸してもらえません。
なぜなら、実績が伴っていないからです。

創業する際は実績がありませんから
融資のとき金融機関は「自己資金額」や「経験」、「事業計画書」を見て審査します。
その結果、一定の条件さえ揃っていれば、
ほぼ貸してもらう事ができます。

しかし開業して半年以上も経つと、
業績がどのように推移しているかを重視します。
収支がずっとマイナスの状態だと、
貸す方も、「ここに融資するのはリスクが高い」と判断するため、
融資することに二の足を踏むというケースが増えるのです。

そのため、創業時に資金に余裕がある場合でも
「創業融資」の申し込みをする事が良いと言えるでしょう

まとめ

このブログでは初めての起業に必須の「3M]

  • 「Mind=マインドセット」
  • 「Marketing=集客戦略」
  • 「Money=お金」

以上3点の正しい準備の仕方について解説してまいりました。

これからの時代は、今よりもまして「自分の力で稼ぎ続けるスキル」が益々必要となってくることでしょう。
自分の好きな事、やりたい事で起業を志す場合、正しい準備をすれば決してリスクが高いものではありません。
今回お伝えさせて頂いた「3M」を理解し、実践していくことが、起業成功への道を切り開いてくれる事になると
信じてやみません。

輝かしいセカンドライフをおくるため、起業に向かって今から飛び出しましょう。

 

 

 

 

 

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